専門領域:一般内科
認定資格
日本東洋医学会専門医・指導医
山口大学医学部付属病院・診療教授兼任
【ひとこと】
病気を治します、病人も治します・・・これが全人的医療で
ある漢方です!
【スタイル】
現時点で患者様にもっとも相応しい治療を選択します。
漢方診療単独で行う場合がありますが、多くの場合、
西洋医学の専門医との連携で統合的な治療を目指します。
「手当て」という言葉はいろいろな使われ方をしますが、昔から患部に手を当てたことから、「処置」を意味します。漢方診療では実際に患者様に手を当てることにより診療が始まります。初診の場合は、約30分かけて、視診(舌や全体の状況を視て把握)や触診(脈診・腹部の触診)を行い、患者様に相応しい漢方薬を選びます。
受診したその日から漢方薬による治療がスタートします。本院で行う漢方診療はすべて保険診療の範囲内ですので、通常の西洋医学的治療とほぼ同額と考えて頂いて結構です。
なお、鍼灸治療や生薬を用いた煎じ薬での加療が必要な場合は、相応しい施設に紹介する場合があります。
漢方外来では主に、以下の訴え・病気・病態に対応します。
●病院の検査では異常なしといわれたが、様々な症状に悩まされている場合
多汗、脱毛、倦怠感、易感染性(すぐに風邪をひく)、口臭、体臭などの体質的な症状で
お困りの方
●機能的な消化器疾患
急性・慢性胃腸炎・神経性胃炎・胃弱症・消化不良症・下痢・便秘・過敏性腸症候群
●婦人科領域の不定愁訴
月経不順・月経痛・月経前緊張症(PMS)・更年期障害・冷え症・妊娠時の感冒・悪阻・
浮腫・下痢・便秘・レイノー症状・冷え症・のぼせ・ほてり・他
●心身的な病気・病態
自律神経失調症・過敏性腸症候群・軽度のうつ
●体質や老化と関連した症状や病態
虚弱体質・起立性低血圧・小児ぜんそく・ニキビ・アトピー性皮膚炎・花粉症・
老人性掻痒症・頻尿症・夜間頻尿症・冷え・ほてり・むずむず足症候群・他
●西洋薬による治療効果が乏しい場合
繊維筋痛症・慢性疲労症候群・偏頭痛・習慣性難治性頭痛・ネフローゼ症候群・
膠原病・他
●がんに関連した諸症状
①がんの進展に伴う症状:
全身倦怠感・食欲不振・疼痛・・・患者のQOLが低下した病態(QOL低下を防ぐ)
②がん治療に伴う苦痛
手術による内臓機能低下・・・・・全身倦怠感・食欲不振・便通異常・ リンパ水腫
抗癌剤の副作用・・・・・全身倦怠感・四肢の痺れ・疼痛、悪心、下痢、白血球減少
放射線治療の副作用・・・・・白血球減少、直腸炎等
①予約制ですので、予約のない方は来院されましても受診できない場合があります。
受診にあたっては必ず予約をお取りいただくようお願い致します。
②他の医療機関からの受診の場合は、できる限り紹介状を持参ください。
③初診時に、現状把握のため、血液検査を行う場合がありますので、ご了承ください。